🔍 ポップコーン探偵
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1995年公開。クリス・ヴァン・オールズバーグの32ページの絵本を長編化するため、ジョナサン・ヘンズリーらが町の過去と家族の物語を大幅に加え、ジョー・ジョンストンが監督した。架空の町ブラントフォードにはニューハンプシャー州キーンが選ばれ、荒廃した現在と整った1969年の双方を同じ広場で撮るため、装飾を壊しては元へ戻す作業を繰り返した。動物の襲来はアニマトロニクス、模型、スタントとILMのCGを組み合わせ、ILMは表情や毛を扱うための新しいソフトウェアまで開発した。ロビン・ウィリアムズの映画に見えても、現場で最も手間のかかった出演者は、台本を読めないライオン、猿、象の大群だったのである。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
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架空の靴会社の壁画が、町に残る映画の記念物になった

『ジュマンジ』の架空の靴会社、Parrish Shoesの壁画は、撮影が終わっても町に残りました。場所はロケ地となったニューハンプシャー州キーン。映画の中の町へ見立てられた場所に、架空の会社の広告が現実の記念物として残っているのです。[1]

2014年、ロビン・ウィリアムズが亡くなると、人々はこの壁画の下に花や写真を置きました。同年9月22日にRobby Virusが撮影した写真では、赤いレンガの壁に描かれた白い広告面と大きな靴の絵の下に、追悼の品が並んでいます。映画を見た人が町を訪ねる目印は、主演俳優を偲ぶ場所にもなりました。[1][2]

キーンのParrish Shoesの壁画とロビン・ウィリアムズへの追悼の品
2014年9月22日の壁画と追悼の品。写真:Robby Virus/Flickr。© Robby Virus。

撮影中のキーンは、いつもの姿のままだったわけではありません。同じ広場を荒廃した現在と1969年の町として見せるため、傷んだ植栽や剥げた塗装を加えたり、設備を移したりしています。その後は元に戻され、春の撮影では花も用意されました。町の風景を作り替えた仕事のうち、Parrish Shoesの文字は撮影後も残った部分なのです。[1]

・脚注

  1. abcAssociated Press「Keene, New Hampshire, marks 30th anniversary of being in 'Jumanji'」。町の撮影時の改装と復旧、壁画が残ったこと、2014年の追悼。
  2. Robby Virus「Parrish Shoes Sign, Keene, NH」。撮影者本人の写真と説明。撮影2014年9月22日、アップロード2015年10月1日。
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「ジュマンジ」という名前は、原作者クリス・ヴァン・オールズバーグがジャングルを連想させる響きから作った言葉だという。「ジュマンジはズールー語で『多くの効果』を意味する」という語源説もあるが、原作者は自分がそう話した記憶はなく、自分で考えた名前だと説明している。

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原作者クリス・ヴァン・オールズバーグが着想のもとにしたのは、子どものころに遊んだボードゲーム、モノポリーへの物足りなさだった。ゲームで得るお金も、刑務所に入る出来事も、現実には何も起こらない。そこで考えたのが、ゲームの結果が本当に家の中へ飛び出す物語だった。

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原作者クリス・ヴァン・オールズバーグが最初に思い描いた映画版は、テレビドラマ『トワイライト・ゾーン』(1959〜1964)の長いエピソードのような作品だったという。一方、ジョー・ジョンストン監督はアクションを求めた。原作者の脚本をほかの脚本家たちが改稿し、完成版の冒険映画へ変えていった。

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【ネタバレあり】ゲームを終えたアランが、ゲームを始めた子ども時代をやり直せる結末は、原作者クリス・ヴァン・オールズバーグの発案だった。苦難を乗り越えた主人公を、ゲームに奪われた年月を取り戻せない大人のままで終わらせたくなかったという。

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ジョナサン・ハイドは、アランの父サム・パリッシュと、ゲームから現れるハンターのヴァン・ペルトを演じている。つまり、アランを追い詰める二つの顔は同じ俳優の二役。

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ジュディ役のオーディションには、子役時代のスカーレット・ヨハンソンも参加していた。CNNの番組では、ヨハンソンがゲームについての台詞を読む映像を紹介している。完成版でジュディを演じたのはキルスティン・ダンストだった。

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ピーター役のブラッドリー・ピアースによると、水槽での撮影を延長しようという話が出たとき、ロビン・ウィリアムズが監督と製作者を呼び、子どもたちを水から上げて、残りの撮影を翌週に回すよう求めたという。猿のメイクで水中撮影を続けていたピアースには、忘れられない助け舟になった。

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ピーターが猿の姿に変わる場面は、ピーター役のブラッドリー・ピアースに朝から約3時間の特殊メイクを施して撮った。ピアースの回想では、ロビン・ウィリアムズが自分の出番より早く来て、メイク室で話し相手になってくれたという。『ミセス・ダウト』(1993)で長いメイクを経験したロビンだからこその気遣いだった。

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ロビン・ウィリアムズは、撮影後に合成される動物の位置を想定しながら、決められた位置を正確に踏んで演技しなければならなかった。1995年の取材では、そこにいない動物を想像して演じる苦労を、幻覚を見るような仕事だと冗談交じりに話している。

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ロビン・ウィリアムズは、撮影後に合成する動物との動きが合うようにしつつ、脚本の範囲内でアドリブを試した。ジョー・ジョンストン監督によると、ウィリアムズは別の演技を試したいとき、追加で1〜2回撮らせてほしいと頼むことがあったという。

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ジョー・ジョンストン監督は、本作のクモを予算と時間があればCGで作りたかったと後年語っている。完成版では機械仕掛けのクモを撮影したが、監督にはプラスチックのようにも見えたという。CGで作れる範囲に制約があった時代の選択だった。

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VFX会社ILMは、CGのライオンの毛を自然に描くため、ソフトから開発した。1995年のスタッフ取材によると、ソフト開発に3か月、ライオンの見た目を仕上げる作業にさらに5か月を費やしたという。映画の中でライオンが見せる約2分間のための準備だった。

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ゲームに荒らされるパリッシュ家の屋敷には、VFX会社ILMが作った大きな縮尺模型も使われた。模型を青い背景の前で撮影し、その青い部分を抜いてほかの映像と合成する、ブルースクリーン撮影を行った。

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CGのゾウは実物の動きをなぞるだけでは生きて見えなかった。アニメーション監修のカイル・バルダは、上下動や歩幅を少し誇張して生命感を補ったと語る。

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アニメーション監修のカイル・バルダによると、CGの動物の動きを作る作業には、7秒の1ショットに4週間かかることもあった。コンピューターの画面更新そのものも遅い時代だった。

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特殊効果会社ADIは、本作のために機械仕掛けのライオン2体とワニ2体を製作した。当時の記事によると、水中で動物の模型を操作するスタッフが冷えないよう、水温は華氏90度、約32度に保ったという。

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音響研究者フィオナ・ケレハンの1996年の講演では、本作のいたずら猿の声に音響担当者の8歳の息子の声が使われたと紹介されている。

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ロビン・ウィリアムズが持ち運ぶゲーム盤には、木製に見えるよう塗った撮影用の軽量版があった。材料は硬質フォームという軽い発泡素材。競売会社ヘリテージの出品記録によると、重い木製の盤を運んで壊したり、けがをしたりする心配を減らすための小道具だった。

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ハンターのヴァン・ペルトが持つ古風な大型銃は、ウィンチェスターM1901散弾銃を映画用に作り替えたものだった。映画小道具を扱うプロップストアの来歴説明では、外装などを加え、ゾウ狩りの銃らしく見せたと紹介されている。

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バンクーバーの観光機関Destination Vancouverによると、バンクーバー近郊のツワッセンに作ったパリッシュ邸のセットには、クリスマスの雪景色を撮るために近くの山から運んだ本物の雪を敷いたという。

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【ネタバレあり】映画の終わりにあるクリスマス・パーティーは、本作で最初に撮った場面だったと、Distractifyの回顧記事が伝えている。動物の暴走や洪水の撮影で屋敷のセットを壊す前に、無事な姿を撮っておく必要があったという。

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2015年発売の製作20周年版Blu-rayには、通常の本編ディスクとは別に、テレビ放送時の「ゴールデン洋画劇場」の日本語吹替版を収めた特典ディスクが付く。公式仕様では、本編ディスクの画面比率が1.85:1、テレビ吹替ディスクが1.78:1。音声だけでなく、画面の縦横比にも違いがある。

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【ネタバレあり】本作の未実現の続編には、ゲームがホワイトハウスへ渡る案もあった。原作者クリス・ヴァン・オールズバーグはその案が気に入らず、代案として家が宇宙へ飛び出す絵本『ザスーラ』(2002)を考えたと回想している。ソニー・ピクチャーズはその提案を映画化候補として確保し、のちに映画『ザスーラ』(2005)になった。

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原作者クリス・ヴァン・オールズバーグが考えた本作の未実現の続編案では、アランがロビン・ウィリアムズの声でしゃべる巨大なCGヒキガエルになるはずだった。ウィリアムズが人間のアランを演じる撮影は4〜5日ほどに抑え、映画の中盤は声の出演で進める構想。原作者によると製作者は気に入ったが、実現には至らなかった。

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共演者のジョナサン・ハイドによると、ロビン・ウィリアムズはバンクーバー撮影中の月曜夜に、コメディアンたちと即興コメディーを披露していた。一方、普段のロビンは驚くほど内気な人だったという。

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映画誌『The Mexican Film Bulletin』は、本作をメキシコ公開用に音声を変更する必要があったと記している。劇中の背景音にメキシコ国歌の一部が使われ、同国では国歌の商業利用が制限されていたためだという。

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Hipertextualは、本作の撮影用ゲーム盤の一つが2014年1月、ネットオークションのeBayで6万800ドルで落札されたと報じている。記事によると、100ドルから始まった入札は10日間で193回に達した。

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スペインの映画番組「Sucedió una noche」は、主人公アラン役には当初トム・ハンクスが望まれていたが、ハンクスは『アポロ13』(1995)への出演を選んだと紹介している。

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VFXを率いたスティーヴン・プライスは制作中に死去し、ケン・ラルストンが後を引き継いだ。

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ロビン・ウィリアムズが撮影用のワニの模型にしがみついたとき、肘を強く当てたらワニの中から「ヘイ!」と人の声がした。Distractifyが紹介したトーク番組での回想だ。画面では怪物との格闘でも、撮影現場では人が動かす模型を相手にしていた。

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本作のロケ地担当者ダウ・グリフィスがキーンの町を見つけたのは、コーヒーを探して立ち寄ったときだった。店先でカプチーノを飲みながら横を見ると、映画の町として使える広場が目の前にあったという。

情報不足・要確認
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暴走場面の撮影で本物のゾウが死んだ、という話がある。だが、あの群れはCGで作られた動物たち。ゾウに踏まれる車は現場で実際に潰し、その変形にCGのゾウの足を合わせている。制作工程が残るこの場面を、本物のゾウの死亡事故として語るのは違う。

情報不足・要確認
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動物の群れから遅れて走るサイには、フレームレート(1秒あたりのコマ数)を間違えた映像に息切れの音を足し、そのまま本編に残したという逸話がある。ただ、ミスを個性に変えたという経緯を裏付ける制作側の証言は見つかっておらず、ILMの担当者取材にもこの説明は登場しない。

情報不足・要確認
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ハンターのヴァン・ペルトの銃声にロビン・ウィリアムズが驚く場面には、予想より大きな発砲音に本当にびっくりした反応が本編に使われたという説がある。ただ、どのテイクで起きたのかを語るウィリアムズ本人や、録音・撮影担当者の記録まではたどれない。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

配信で見る

ジュマンジはどこで配信?

ジュマンジを配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

P
Prime Video
購入・レンタルの場合あり
N
Netflix
2026年7月13日時点で日本国内配信を確認
U
U-NEXT
2026年7月13日時点で日本国内配信を確認
D
DMM TV
D
Disney+
T
TSUTAYA DISCAS
2026年8月25日時点でDVD・Blu-rayの宅配レンタルを確認
📀
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