🔍 ポップコーン探偵
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ナイト&デイの映画トリビア用メインビジュアル 画像は生成イメージです
テレビ東京 午後のロードショー
次回放送 11月11日(水) 13:40〜

ナイト&デイ

Knight and Day / 2010
IMDb ⭐ 6.3放送日 2026/11/11 テレ東110分20th Century Fox2010年
CASE FILE
探偵アイコン 探偵による映画背景メモ

2010年公開の本作は、当初クリス・タッカーとエヴァ・メンデスを想定した企画が、トム・クルーズとキャメロン・ディアス主演のアクション・コメディへ変わった作品である。ジェームズ・マンゴールド監督と撮影監督フェドン・パパマイケルは、派手なアクションだけでなく、恋愛に不器用なスパイの笑いを重視した。クルーズらが本物の牛と走る撮影を行う一方、視覚効果班はCGの牛や背景合成を加え、全体で700以上の効果ショットを担当した。ディアスのスタント代役も参加しており、「スターが全部やった」で片づく現場ではない。製作費は約1億1,700万ドル、北米興収は約7,642万ドル、世界興収は資料差を含め約2億5,900万〜2億6,200万ドル、日本興収は23億1,000万円である。画面の軽さは、俳優の身体と裏方の手間をずいぶん重く積んだ結果なのである。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
24件
VFX・ロケーション
信頼度

『ナイト&デイ』アルプスを走る列車は、スペインの倉庫にあった

『ナイト&デイ』でロイとジューンが乗る、アルプスを走る列車。食堂車や厨房での場面は、スペインの倉庫内に置いた車両セットで撮影されました。窓の向こうに見える雪景色は、Weta Digitalが合成したものです。[1]

・本物の車窓を見て、作り方を決めた

Wetaの視覚効果監督チャーリー・テイトによると、普通なら雪の地形、木、村、遠くの山まで、立体のデジタル空間を作るところでした。ところが、参考として届いたスイス・アルプスの車窓映像を見ると、背景画と平面の木を組み合わせても再現できそうな区間がありました。短い制作期間に対応するため、まずこの方法を試したのです。[2]

木は一つずつ立体で作り込むのではなく、木の画像を平らな板のように置く仕組みでした。線路の近くと遠くに分散させ、間隔を空けると、木の間から奥が見えます。素材は平面でも、配置によって景色に奥行きが生まれました。[2]

ナイト&デイの列車場面でWeta Digitalが作った、雪山と手前を流れる木々の車窓風景
Weta Digitalが作ったアルプスの車窓風景。手前の木々と奥の雪山を組み合わせています。fxguideのVFX取材記事から引用。映画:20th Century Fox。

・走っているように見せるのは、窓の外の仕事

木が通り過ぎる速さを調整し、窓の向こうへ雪山の背景画を置く。さらに、板の側面が見えないように木の画像をカメラへ向け、合成では窓の細部や反射も残しました。室内の俳優と外の景色を、くっきり切り離してしまわないための作業です。[1]

この列車場面の139ショットを、約40人で5週間かけて完成させました。テイトは、もっと複雑な立体の地形も作れたものの、仕上がりは採用した方法と大きく変わらなかったかもしれないと振り返っています。[1]

・脚注

  1. abcfxguide:Knight & Day(Ian Failes、2010年8月16日)。エリック・ダースト、チャーリー・テイトらへの取材。
  2. abAnimation World Network:Getting Bullish on ‘Knight and Day’(Bill Desowitz、2010年6月28日)。テイトが列車の合成方法を説明。
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企画・脚本
信頼度

本作の原型は、予測不能な年長の男と問題を抱えた若い男を組ませる話だった。製作者トッド・ガーナーが若い男を女性に変える案を出し、改稿が重ねられた。完成版の脚本名義は、原案を書いたパトリック・オニール1人だ。

キャスティング
信頼度

企画の途中ではクリス・タッカーとエヴァ・メンデスの組合せが予定されていた。アダム・サンドラーへの打診やジェラルド・バトラーとの面談も経て、トム・クルーズとキャメロン・ディアスの主演作になった。

監督・演出
信頼度

監督ジェームズ・マンゴールドは、ロイを別のイーサン・ハントにするつもりはなかったと語る。何でもこなす超人的なスパイではなく、恋愛に戸惑い、自分の職業選択にも満足しきれていない男として考えたのだ。

関連作品・演出
信頼度

監督が参照点に挙げたのは『北北西に進路を取れ』(1959年)、『シャレード』(1963年)、『あきれたあきれた大作戦』(1979年)。とくに最後の作品は、監督とトム・クルーズがロイを考えるうえで大きな刺激になった。

スタント・安全
信頼度

監督がとくに怖かったと振り返るのは、ザルツブルクの凍った屋根をトム・クルーズが走る撮影だ。午前3時、5階ほどの高さという状況でも本人は平気そうで、監督は撮影が無事に終わってほっとしたという。

スタント・出演者
信頼度

キャメロン・ディアスには、キンバリー・シャノン・マーフィーというスタント・ダブルが付いていた。チームが先に動きを試し、本人にできるかを担当者が判断する。主演が挑戦する場面にも、こうした準備があった。

別編集版
信頼度

国内商品には約110分の劇場版と約118分の拡張版がある。スタント・ダブルのキンバリー・シャノン・マーフィーによると、拡張版のバイク追跡はほぼ倍の長さ。単に別の呼び名を付けた同じ本編ではない。

小道具・車両
信頼度

ジューンの1966年式ポンティアックGTOは2台を使い分けた。保存状態のよい本物と、部品から組んだスタント用だ。車両担当者によると、本物はマルティニーク・ブロンズの外装とパーチメントの内装で、ディアスには180度ターンも教えた。

VFX・動物
信頼度

牛の群れには実際の動物とCGが併用された。CG班は牛を3台のHDカメラで撮り、骨の動きをアニメーションで作って筋肉と皮膚の動きを重ねた。荒い動物に機材を付ける動作収録は、扱いにくさもあって採らなかった。

撮影トラブル
信頼度

狭いトンネルで、牛を背後に走らせたスタント撮影中にバイクが倒れた。代役たちは足場へ退避し、安全担当が牛を追い払ったという。VFX担当者によると、そのときの素材も完成版に使われた。市街での牛脱走とは別の出来事だ。

VFX・小道具
信頼度

島を襲うエイのような無人機は、実機を飛ばしたものではなくデジタル製だ。担当はソーホーVFX。ジャマイカで撮った島の場面に、架空の機体を加えた。背景のロケと機体の制作は、別々の作業だった。

VFX・技術開発
信頼度

CGの牛には、よだれや鼻の分泌物を表現する技術まで用意された。担当したリズム&ヒューズのチームは、本作の牛の表現を題材に2010年の技術会議で発表している。走る体だけでなく、細部も技術開発の対象だった。

特殊効果・スタント
信頼度

機内の格闘では約75の動きを用意し、トム・クルーズは30日間、毎日練習したという。撮影では長さ約30mの可動装置に実物の727の機体部分を載せ、左右に45度ずつ傾けた。振付と実物の揺れを組み合わせた場面だ。

美術・色彩
信頼度

美術担当アンドリュー・メンジーズは、ボストンの生活を灰色中心にし、旅先へ進むにつれて色彩を豊かにする方針を説明している。派手な場所が次々に出るだけでなく、ジューンが別の世界へ踏み出す変化を色でも組み立てたのだ。

小道具・画面検証
信頼度

ジューンが着けているのは、黒い文字盤とベゼルのロレックス・サブマリーナー。時計ライターのダニー・ミルトンは画面を検討し、型番16610とみられると指摘した。型番は推定で、父親の形見だという説明までは確認されていない。

宣伝・出演者
信頼度

宣伝で自動車番組『トップ・ギア』に出演したトム・クルーズとキャメロン・ディアスは、同じキア・シードで走行タイムを競った。記録はクルーズが1分44秒2、ディアスが1分45秒2。クルーズがちょうど1秒速かった。

撮影トラブル・安全
信頼度

2009年11月22日、カディスで撮影のリハーサル中に牛7頭が市街へ脱走し、女性2人が軽傷を負った。撮影は停止され、自治体は経緯の報告と新しい安全計画を要求した。製作側も、その時点では脱走原因を説明できていなかった。

台詞・即興
信頼度

ジューンが元恋人にロイを指して「この人よ」と言う場面で、ロイが自分も「僕がその男」と繰り返すやり取りは台本になかった。監督によると、トム・クルーズが相手の言葉を受け、その場で調子を作り出したのだ。

関連作品・リメイク
信頼度

本作はインド映画『バンバン!』(2014年)として正式にリメイクされた。主演はリティク・ローシャンとカトリーナ・カイフ。製作側は原作との関係を公式発表しており、設定が似ているだけの別作品という扱いではない。

スタント・発想
信頼度

走るバイクの後席からジューンを前へ回す動きは、トム・クルーズ自身の案だった。クルーズは、それまでにない見せ方を考えて提案したと説明している。目立つアクションの発想にも、主演本人が関わっていた。

情報不足・要確認
信頼度

車の衝突が全部スタジオで撮られ、背景に合成されたという説は、全場面を裏付ける記録を確認できない。具体的にはスマート車の横転に実車の装置を使い、牛をCGで加えた例がある。実車・ロケ・合成の範囲は場面ごとに分ける必要がある。

情報不足・要確認
信頼度

ドゥカティに見えるバイクは実はアプリリアだった、という話には宣伝映像との混同がある。メーカーとスタント担当者の説明では、置換は宣伝用の撮影。本編のバイクまで全部アプリリアだった、という説明にはならない。

情報不足・要確認
信頼度

ピーター・フォークを手本にした映画を『セイブ・ザ・ワールド』(2003年)とする説は、作品の取り違えだ。監督が挙げたのは、フォークとアラン・アーキンの『あきれたあきれた大作戦』(1979年)。2003年版とは区別したい。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

配信で見る

ナイト&デイはどこで配信?

ナイト&デイを配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

U
U-NEXT
2026-10-11確認・見放題
P
Prime Video 字幕版
2026-10-11確認・購入1,600円 / SD購入1,100円
P
Prime Video 吹替版
2026-10-11確認・レンタル500円 / 購入2,000円 / 101分表示(編集版の詳細は未確認) / SDレンタル400円・SD購入1,500円
M
music.jp
2026-10-11確認・レンタル330円
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