🔍 ポップコーン探偵
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2016年公開。ジョン・マスカーとロン・クレメンツは西洋人の文学や絵画から得た南太平洋像だけでは不十分だと考え、2011年以降フィジー、サモア、タヒチなどを訪ね、航海士、言語学者、考古学者、振付家らの助言を受けた。制作中にはオセアニア文化トラストを組織し、約5年にわたり物語、言葉、踊り、身体表現を照合し、脚本は複数回作り直された。企画初期は半神マウイを中心にする案もあったが、調査で知った航海文化を軸に少女モアナの物語へ転換した。文化監修を置いたこと自体は重要な前進だが、多様な島嶼文化を一つのディズニー世界へ束ねる仕事には、航海図より複雑な責任がついて回ったのである。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
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脚本・演出
信頼度

『モアナと伝説の海』海は味方。でも、助けすぎてはいけなかった

本作の海には、モアナを助けたいという意志があります。でも、海が何でも解決してしまうと、航海の冒険が成り立ちません。 ストーリー担当のデヴィッド・デリック・ジュニアは、ロードムービーを作ろうとして、その「道」自体を登場人物にした難しさを話しています。海が助けすぎないようにする。その加減が、物語を作るうえでの課題でした。[1]

・親切な海にも、できることの加減がある

普通の旅なら、道は主人公を運んでくれません。ところが本作では、進む先の海そのものが動き、モアナに働きかけます。味方であると同時に、旅の舞台でもある。考えてみると、ずいぶん難しい相手を仲間にしたものです。

・目も口もない水に、どう芝居を付けるか

映像側にも別の難問がありました。海には、表情を作る目も口もありません。アニメーション担当のハイラム・オズモンドによると、アニメーション班が動きを作り、エフェクト班が水らしい見た目を加える作業を、何度も往復したそうです。細かな波紋が、せっかくの芝居を邪魔しないことも大切でした。[1]

ここでいう芝居は、水がどんな形になり、いつ動くかということです。まず形とタイミングを決め、その動きに水の流れやしぶきを組み合わせる。最初から自然な波だけを計算して、偶然いい身振りになるのを待ったわけではありません。[2]

下は、海がモアナとハイタッチする完成画面です。水の先端は相手の手へ伸びていますが、下の部分は周囲の海へ続いています。手のように動きながら、一本の腕には見えない。このつながりも、制作で気を配った部分でした。[2]

海へつながった水の先端がモアナの手に触れるハイタッチの完成画面
モアナと海のハイタッチ。©Disney。SideFXのスタッフ取材に掲載された完成画面。

・動かすだけでも、流すだけでも足りない

エフェクト担当のベン・フロストは、水のキャラクターが海から突き出した触手に見えず、海全体の一部に見える必要があったと説明しています。動きに水の流れを合わせ、さらに接触する部分のしぶきなどを重ねました。ハイタッチも、その作業の例です。[2]

脚本では助けすぎないようにし、映像では親しい相手に見えるようにする。 海を仲間にするには、その両方が必要でした。次に見るときは、水がモアナへ手を差し伸べる動きだけでなく、そのあとモアナ自身が何をするのかにも注目してみてください。

・脚注

  1. abThe Credits From Storyboard to Screen: Behind the Scenes of Disney’s Moana(2016年11月)。デヴィッド・デリック・ジュニアとハイラム・オズモンドへの取材。
  2. abcSideFX Moana、Getting a Performance Out of…Water。形・タイミングと流体表現の分担、ベン・フロストの証言、ハイタッチの完成画面。
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制作秘話
信頼度

企画当初、物語の中心にいたのは半神マウイだった。ロン・クレメンツとジョン・マスカーは2011年にフィジー、サモア、タヒチなどを訪れ、航海術を誇りとして受け継ぐ人々や、地域を支える力強い女性たちと出会った。その経験から、マウイの神話を外側から描く企画ではなく、少女モアナが自分の祖先の航海文化を取り戻す物語へ軸が移った。ロケーション調査が、主人公とドラマの目的を丸ごと変えたのである。

文化考証
信頼度

サモア、タヒチ、モーレア、フィジーなどから、人類学者、歴史家、言語学者、振付家、熟練航海者、伝統刺青の専門家が文化監修へ参加した。助言の範囲も衣装や家屋だけに限らず、マウイの体、踊りの動き、神話の扱い、歌詞の言葉にまで及んだ。画面の文化要素を、複数の太平洋諸島の知識で何年も点検した制作体制である。

ボツ場面
信頼度

初期のストーリーには、腹を立てたモアナがヤシの実を砂へ投げる芝居があった。オセアニア・ストーリー・トラストのディオンヌ・フォノティは、島の暮らしを支える大切な食べ物を無駄にする行為として異議を示した。制作側はその指摘を受け、場面を完成版から外した。活発な少女らしさを示す一瞬の動作でも、共同体の価値観と食生活に反するなら残さないという判断だった。

美術・衣装
信頼度

「われらは海へ」で描かれる祖先の航海者たちは、初期案では顔料や大きな頭飾り、装身具を身に着ける予定だった。オセアニア・ストーリー・トラストは、それでは実際の航海作業に向かず、海の上でタキシードを着るようなものだと助言した。完成版の船上では、装飾を見せる正装ではなく、帆や綱を扱える実用的な姿へ改められている。華やかさより、航海する人間の身体を優先した修正である。

キャラクターデザイン
信頼度

初期のマウイは、完成版より小柄で髪のない姿だった。タヒチの文化実践者ヒナノ・マーフィーは、半神の力である「マナ」を示す髪が必要だと繰り返し助言し、制作側は約一年進めていた坊主頭のデザインを捨てた。長い巻き髪は水、風、激しい変身に合わせて動かす必要があり、技術チームには大きな負担となった。それでも文化的な意味を優先した結果、髪のシミュレーション自体を作り直すことになった。

キャラクターデザイン
信頼度

監督たちがモアナに求めたのは、海を泳ぎ、木へ登り、崖から飛び込み、強風の中で帆や櫂を扱っても説得力がある身体だった。アニメーターは動作の中で筋肉や重心が成立するかを確かめ、細身の姫ではなく、脚と腕に力を感じる造形へ整えた。冒険の能力を台詞で説明する前に、身体そのものが航海者であることを示している。

脚本
信頼度

監督たちは企画の早い段階から、モアナの成長を恋愛で完結させない方針を持っていた。マウイは年上の救世主でも恋の相手でもなく、力はあるが自信を失った相棒として置かれた。モアナは誰かに選ばれるのではなく、航海術を学び、共同体を導く役割を自分で引き受ける。首長の娘を「姫」と呼べる設定は残しつつ、物語の骨格は恋愛劇ではなく航海者の英雄譚にしたのである。

制作秘話
信頼度

監督たちは、本作を絵コンテと仮音声で組んだ試作版を約8回上映したと振り返っている。脚本家ジャレド・ブッシュが説明したディズニーの制作工程は、3〜5年間に約12回上映して組み直すというもの。どちらも完成したCGではなく、完成前に全体の物語を確かめるための作業だ。二つの数字は数える範囲が同じか分からず、本作の確定総数として一つにはまとめられない。

脚本
信頼度

最初の脚本家はタイカ・ワイティティで、その後にパメラ・リボン、ジョーダンとアーロン・カンデル、ジャレド・ブッシュらが時期を分けて参加した。ブッシュによれば、脚本家はストーリー部門より少し先を走るが、提出した台詞がそのまま確定するわけではない。絵コンテ担当が人物の感情と動きを描く横で、仮台詞を入れ、上映後の議論でまた書き直した。完成稿から映像を作るというより、絵と台詞が互いを押し返しながら形になった脚本である。

スタッフ秘話
信頼度

ストーリーアーティストのデヴィッド・デリック・ジュニアはサモアに祖先を持ち、本作へ参加するため別の会社からディズニーへ移った。最初に行ったのは、アメリカへ渡った最初のサモア系祖先の墓を訪ね、墓碑の拓本を取ることだった。その紙を制作中ずっと机の上に掲げ、何のために物語を作るのかを忘れないようにしたという。モアナが洞窟で祖先の船団を知る場面には、担当者自身が系譜をたどった経験も重なっている。

キャラクター開発
信頼度

初期のヘイヘイは、首長の番犬のようにモアナを監視する、威張った意地悪な鶏だった。しかし物語の改稿を重ねるうちに役割を失い、キャラクターごと削除される寸前まで追い込まれた。少人数のストーリーチームは、単に知能を下げるだけでなく、航海中のモアナへ余計な仕事を増やす存在として再設計した。石を食べ、海へ飛び込み、心まで飲み込もうとする行動は、ヘイヘイを残すために考えた「役に立たないことが役割」という解決だった。

制作現場
信頼度

削除寸前だったヘイヘイを、航海を複雑にする愚かな相棒として残す案がまとまると、ストーリーチームは祝賀ランチを開いた。デイヴ・ピメンテルによれば、そのとき用意した料理はフライドチキンだったという。キャラクターの生存を祝う一方で、献立は同じ鶏という制作現場らしい悪ふざけである。完成版のヘイヘイが危険に遭うたび、作り手側にもこの黒い冗談があったことになる。

演技・アニメーション
信頼度

監修アニメーターのマック・カブランは、ドウェイン・ジョンソンの録音ブースへ約4時間同席した。目的は録音時の動きをそのまま一対一でなぞることではなく、眉の上げ方、笑いの間、体の向きを変える癖など、本人らしさが現れる細部を見つけることだった。アニメーターはその観察を、巨大な半神の体格と芝居へ選択的に移した。マウイの自信満々な身ぶりには、声だけでは記録できないジョンソンの動きも混ざっている。

キャスティング
信頼度

英語版モアナ役の候補には、太平洋諸島から数百人の少女が集まった。ハワイ出身のアウリイ・クラヴァーリョは当時14歳で、配役担当のレイチェル・サットンが最後に会った候補だった。地元チャリティー公演用のオーディション映像がきっかけとなり、映画出演経験のない高校生が台詞と歌の両方を担う主役に選ばれた。モアナとほぼ同世代の声が、完成版の若さと迷いを支えている。

制作秘話
信頼度

本作には93人のアニメーターが参加し、終盤にはスタジオの全アニメーターが何らかの形で加わった。監督たちによれば、長い準備を経て、アニメーションの大半を作ったのは最後の6〜8か月。キャラクターやセットをCGで動かせる状態にしてから、大人数で一気に芝居を積み上げた。5年かけた映画でも、5年間ずっと完成映像を描いていたわけではない。

アニメーション・VFX
信頼度

意思ある海の演技は、水シミュレーションだけでは作れなかった。まずキャラクターアニメーターが、顔のない水に感情が伝わる形とタイミングを付ける。その後、効果部門が波紋、泡、しずく、重力に従う崩れ方を加え、必要なら演技側へ戻して形を直した。モアナと水が手を合わせるような場面では、人物の手の位置を検出して水の反応を始める仕組みまで使い、芝居と流体を一体化している。

VFX・技術
信頼度

海との相互作用が必要なショットは900を超えた。対象は遠景の外洋だけでなく、船の航跡、しぶき、波打ち際、水の壁、人物に触れる意思ある海まで含まれる。異なる種類の水を毎回個別に作るのではなく、大きな水面と局所的な変形を組み合わせて下流工程へ渡せる専用パイプラインを開発した。当時のスタジオにとって、規模も種類も最大の水プロジェクトだった。

VFX・技術
信頼度

海の流体計算には、水の動きを計算する社内製シミュレーションエンジン(ソルバー)「Splash」が使われた。制作チームはこれを3DCGソフトHoudiniの動力学環境へ統合し、外洋の波、船首のしぶき、白波などを同じ工程で扱えるようにした。効果アーティストがHoudini上で形やタイミングを調整でき、広い海と演出された局所的な水を往復して直せる基盤になった。

VFX・技術
信頼度

外洋で船が進むショットは350を超え、毎回航跡を一から作る方法では間に合わなかった。効果チームは船の速度と進路を受け取り、水面のへこみ、白い泡、細かな飛沫、霧を手続き的に発生させる航跡リグを用意した。各ショットでは自動生成を出発点にしつつ、波の大きさやカメラ位置に合わせてアーティストが調整できる。モアナの船の後ろに残る白い筋は、物語の移動量を支える大量生産の仕組みでもある。

VFX・技術
信頼度

モトゥヌイの砂浜では、波が寄せて引くだけでなく、通過後の砂の色まで変わる。効果チームは波が触れた場所を上から見た画像へ記録し、さらに濡れてからの経過時間を持つ「年齢マップ」を作った。その情報を砂のシェーダーへ渡すことで、濡れた直後の濃い色から乾いた明るい色へ徐々に戻している。波と砂を別々に作るのではなく、直前に起きた水の動きを地面が記憶する仕組みである。

アニメーション・VFX
信頼度

通常は人物や船のアニメーションを決めてから水を計算するが、本作では水を先に作る逆向きの工程も使われた。礁湖では承認済みの波へ船体を沿わせ、テ・カーの溶岩弾では低解像度の衝撃波を先に計算して、モアナと船が重さに反応する動きを付けた。最後に高解像度の水、泡、霧、しぶきへ置き換え、芝居と波が同じ動きを共有するようにしている。

演出・VFX
信頼度

幼いモアナの前で海が左右へ分かれる場面は、巨大な水が迫る恐怖ではなく、水族館を覗くような美しさを目標にした。水壁の表面を滑らかにし、泡や魚が見える透明感を残したうえで、通常より屈折を弱めて遠くまで見通せるようにした。物理的に正しい水なら背景は大きく歪むが、それでは幼いモアナと観客の視線が遮られる。海との最初の出会いに限って、正確さより親しみやすさを優先した設計である。

ライティング・VFX
信頼度

幼いモアナの周囲で海底に揺れる光は、光が水へ入り、反射と屈折を繰り返して海底へ集中する経路をフォトンマッピングで計算した。広い海すべてへ同じ処理をかけると重すぎるため、必要な領域だけ光子を追跡し、アニメーターが模様の強さや動きを調整できるようにしている。物理計算と演出の両方が入った光である。

VFX・技術
信頼度

海や自然現象の計算量は、制作終盤に最大約7万6000コア規模へ達したと技術取材で報じられている。外洋の大きな水面だけでなく、泡、細かな飛沫、人物との衝突、濡れた髪まで同時に扱うため、ひとつのショットでも複数の計算が必要になった。画面では透明で軽く見える水ほど、形を保ち、光を通し、周囲へ反応させる処理が増える。南国の海の明るさは、大規模な並列計算の上に作られた。

VFX・技術
信頼度

モアナの巻き髪には、直線的な毛束を曲げる従来方式では不自然なねじれが出た。技術チームはエラスティック・ロッドモデルを開発し、その情報を束ごとのガイドへ渡した。カールが潰れた後に戻る力、濡れたときの重さ、肩や背中との接触を同じ仕組みで扱える。一本ずつ描き込むのではなく、巻き髪の弾力そのものを計算対象にした。

VFX・技術
信頼度

舞台の多くが屋外にあるため、髪は人物の動きだけでなく、海風へ常に反応しなければならなかった。ほぼすべての髪のショットに風の場が使われたのは、当時のスタジオで初めてだった。穏やかな揺れから嵐まで強さを変え、さらに人物や物体の風下では風が弱まる「風の影」を計算する機能も加えた。髪の動きが、画面に見えない風向きと遮蔽物の位置まで伝えている。

2D・3Dハイブリッド
信頼度

ミニ・マウイは、エリック・ゴールドバーグとチームが紙に鉛筆で描いた手描きアニメーションである。線画をスキャンし、デジタルで清書と彩色を行ったあと、マウイのCGモデルへ貼る必要があった。技術ディレクターは体を腕、胸など12の領域に分けたテンプレートと操作画面を作り、2D担当者が貼る場所を選べるようにした。さらにCGアニメーターが芝居を磨く段階から線画を確認できるようにし、皮膚の伸縮と手描きの形を同時に調整した。

2D・3Dハイブリッド
信頼度

タパ布に描かれた人物も、手描きアニメーションで動いている。ストーリー・アーティストのデヴィッド・デリック・ジュニアは家族とサモアを訪れ、植物と染料から布を作る工程を学んだ。その経験を基に、手描きの人物を布の繊維、にじみ、限られた色へ合わせた。マウイの体だけでなく、共同体が記憶を残す布の上でも手描きの絵が物語を進める。

キャラクターデザイン
信頼度

マウイの全身には、太陽を捕まえたこと、島を引き上げたこと、人々へ火を与えたことなど、過去の功績が刺青として刻まれている。装飾ではなく、神話上の英雄が自分で語る「履歴書」に近い。「俺のおかげさ」では、その記録が動き出し、本人の自慢話を映像で補足する。一方のミニ・マウイは失敗や迷いも示し、刺青の中から本人へ異議を唱える良心になった。

VFX・技術
信頼度

テ・カーは100を超えるショットに登場し、通常の人物モデルへ炎を足すだけでは作れなかった。溶岩の皮膚、表面を走る火、稲妻、熱い噴煙、火砕流のような雲を別々に生成し、手続き型リグで一体へまとめた。煙の内部にも細かな照明を入れ、発光する溶岩が周囲の雲と海を照らすよう調整している。人型の芝居を保ちながら、常に形が崩れ続ける火山現象として成立させたキャラクターである。

アニメーション・VFX
信頼度

カカモラの追撃場面は、小さな敵をたくさん置くだけでは完成しない。多数のキャラクター、三つに分かれて組み替わる船体、帆、縄、発射物、外洋の波としぶきを、同じショットの中で動かす必要があった。制作チームは軽量な代理表示を使い、レイアウト、アニメーション、群衆、効果、照明の各部門が同じ船を参照できる専用セットを構築した。短い追跡劇へ、群衆アニメーションと機械的変形と水計算が集中している。

音楽
信頼度

楽曲チームは、ブロードウェイの物語歌を得意とするリン=マニュエル・ミランダ、テ・ヴァカを率いて太平洋諸島の言語と音楽を伝えるオペタイア・フォアイ、映画全体の劇伴を担うマーク・マンシーナという三人の音楽家で構成された。三者はカリフォルニア、ニューヨーク、オーストラリアなど離れた場所でも素材を交換した。マンシーナは歌曲の旋律や打楽器を劇伴へ戻し、歌が終わっても同じ音楽文化が続くようにした。

制作秘話
信頼度

「われらは海へ」(2016)の原型は、オペタイア・フォアイが2013年末から2014年初にニュージーランドで育てた。ワイヒの小屋で曲を練り、オークランドのスタジオではカウリの森を眺めながら録音した。そのときの歌声が映画にも残ったという。のちにリン=マニュエル・ミランダの英語詞とマーク・マンシーナの音が加わっても、最初の土地の空気を受けた声は録り直されなかった。

音楽
信頼度

タマトアの「シャイニー」(2016)は、悪役らしい重い歌ではなく、光る外見を自慢するグラムロックとして書かれた。リン=マニュエル・ミランダは参照した音楽家として、デヴィッド・ボウイだけでなくルー・リードやイギー・ポップも挙げている。ジェマイン・クレメントの低い声と芝居に合わせ、派手な表面と自己陶酔が増幅する曲調にした。

美術・考証
信頼度

祖先の航海者たちは星を読んで海を進むため、背景の夜空も現代の星図をそのまま置くわけにはいかなかった。制作側は天文学者へ依頼し、約2000年前の太平洋諸島からどの星が見えたかを調査した。画面では星空が美しい背景であると同時に、方角と季節を知る航海の道具になっている。「われらは海へ」の船団が見上げる空は、物語の時代に合わせて組まれた星図である。

航海・文化
信頼度

モアナが星の高度を手の幅で測る動作には、復元航海カヌー「ホクレア号」の航海術が入っている。脚本家アーロン・カンデルは若い頃にポリネシア航海協会で活動し、ホクレア号に乗った経験があった。うねり、風、鳥の動きから進路を読む知識も脚本と作画資料へ加えられ、20世紀に復興された伝統航海の実践が画面につながっている。

ローカライズ
信頼度

本作は、ディズニーの長編アニメーションとして初めて全編をタヒチ語へ翻訳・吹替した作品となった。タヒチではフランス語版も公開されたが、制作側はそれとは別に、物語の文化圏に近い言葉で登場人物が話し、歌う版を用意した。英語版を世界へ配るだけでなく、調査と助言を受けた地域へ作品を言語として返す試みである。その後にはマオリ語版やハワイ語版も作られ、太平洋諸島の言語による展開が続いた。

日本語吹替
信頼度

日本語版モアナを演じた屋比久知奈は、当時大学生で、声優の仕事は本作が初めてだった。本人は家族と予告編を見て「公開されたら観よう」と話していた作品の主役へ選ばれた。公開前の曲を外で漏らせないため、通学中の車内で思い切り練習したという。台詞だけでなく「どこまでも ~How Far I’ll Go~」(2016)の歌唱も担った。

歴史・設定
信頼度

ポリネシアの移住史には、西側の島々へ到達した後、東方への大規模な航海が長く途絶えた「ロング・ポーズ」と呼ばれる空白がある。再開の理由には風や海流、社会変化など複数の説があり、現在も単一の答えはない。映画はこの考古学上の空白を、マウイが心を盗んだ後に船が帰らなくなり、モトゥヌイの人々が礁の外へ出なくなった歴史へ組み替えた。

脚本・初期案
信頼度

最初の脚本を書いたのは、ニュージーランドの映画監督・脚本家タイカ・ワイティティだった。その版のモアナには五、六人の兄弟がいて、男子に劣らないことを証明する要素が物語へ入っていたという。制作が進むと兄弟と性別競争は外され、恋愛にも対抗者にも頼らず、祖先の航海文化を取り戻して指導者になる物語へ組み直された。ワイティティ自身は、完成版に残った自分の文章はほとんどないと後に冗談交じりに語っている。

没案・キャラクター
信頼度

初期案では、豚のプアも船へ乗り込む予定だった。ところが親しい相棒がそばにいると、モアナが故郷の安心を完全には手放さずに済んでしまう。英雄の旅では慣れたものを置いて出る必要があるとして、プアは島へ残され、偶然乗り込んだうえに世話まで必要なヘイヘイだけが航海へ同行した。スタジオ内ではプアを連れて行くよう求める声が出るほど、人気のない決定だったという。

映画オマージュ
信頼度

カカモラが巨大な船を組み替えながらモアナたちを追う場面は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)を海上へ移したオマージュである。ジョン・マスカーとロン・クレメンツは同作を気に入り、怪物車両の隊列、太鼓、速度を、ココナツの鎧を着た小さな戦士と船の連結へ置き換えた。かわいらしい外見と容赦なく畳みかける追跡演出の落差は意図的だった。

制作秘話
信頼度

本作の公開前、2016年9月に売り出されたマウイの子ども用衣装は、肌の色まで着る商品として批判を受けた。褐色のボディースーツへ刺青を印刷した品で、太平洋諸島にルーツを持つ人々から、肌や刺青は衣装ではないという抗議が起きた。ディズニーは映画制作で文化を尊重してきたと説明する一方、不快にさせたことを謝罪し、商品を店頭とオンラインから撤去した。

文化監修・論争
信頼度

制作側はサモア、タヒチ、モオレア、フィジーなどの専門家を集めたが、公開前後には、広い太平洋地域の文化を一つの架空社会へ混ぜたことや、マウイを大きな体で描いたことへの批判も出た。監修参加者の中には、マウイの体格を強さと存在感の表現として擁護する声もあった。監修と批判が同時に存在したうえ、太平洋諸島出身者の間でも評価は一様ではなかった。

制作秘話
信頼度

欧州の多くで主人公と作品がヴァイアナになったのは、商標上使えない地域があったためだ。プロデューサーのオスナット・シューラーによれば、文化監修の人々と代わりの名を探し、映画や水に結び付く意味の名前を選んだ。発音が近いことも、すでに動いている口へ新しい名前を合わせる助けになった。イタリアでの作品名は『Oceania』(2016)、主人公名はヴァイアナである。

制作秘話
信頼度

2016年版をめぐる訴訟で、2025年の連邦陪審がまず判断したのは、制作陣が原告バック・ウッドールの企画「Bucky」を見られたかだった。そのアクセスが認められず、ディズニー側が勝訴。作品同士が実質的に似ているかという次の問題へは進まなかった。原告の弁護士は不服を表明しており、疑惑の提起、裁判の結論、比較自体の評価は分けて読む必要がある。

制作秘話
信頼度

カカモラの一体には『ベイマックス』(2014)の顔があり、タパ布には『アナと雪の女王』(2013)のマシュマロウと『リトル・マーメイド』(1989)のフランダーが紛れている。エンドクレジットには『シュガー・ラッシュ』(2012)のラルフも登場する。制作側が画像付きで紹介したカメオなので、手掛かりはそれぞれの顔やシルエットだ。怪物の国へ本物のマシュマロウが移住した、という設定ではない。

声・音楽
信頼度

モアナの父トゥイの台詞はニュージーランド出身の俳優テムエラ・モリソンが演じるが、「いるべき場所」(2016)の歌唱は舞台俳優クリストファー・ジャクソンが担当した。ジャクソンはリン=マニュエル・ミランダ作品の常連で、『イン・ザ・ハイツ』(2008)や『ハミルトン』(2015)にも出演している。会話と歌で別人の声を使いながら、一人の父親として続くよう調整された。

情報不足・要確認
信頼度

【ネタバレあり】モアナは嵐で死に、そこから冥界を旅していたというファン説がある。根拠にされるのは、航海中に出会う相手が半神や怪物、亡くなった祖母であり、最後にテ・フィティがモアナを生き返らせたと読める、という点だ。ただし、映画の作り手が死と蘇生を隠れた設定として説明した話ではない。神話の世界に入る英雄の旅を、死後の冒険として読み直す楽しみ方である。

情報不足・要確認
信頼度

イタリアの『Oceania』(2016)という題名には、成人映画俳優モアナ・ポッツィとの同名を避けたという説がある。現地担当者が名前の問題を検討していた、という当時の報道もあり、まったく根のない連想とは言い切れない。ただし、それが改題の唯一の理由だと決定担当者が説明した記録は示されていない。欧州各国の商標問題もあるため、イタリアの事情まで一つの原因で片付けない方がよさそうだ。

制作秘話
信頼度

ロン・クレメンツとジョン・マスカーは、本作の前に約1年進めた別企画を断念している。書籍をアニメ化するつもりだったが、必要な映画化権が取れなかったという。次の題材を探したマスカーは南太平洋の神話を読み、島を釣り上げる半神マウイに出会った。船出の前には、実現しなかった一本があった。

制作秘話
信頼度

おしゃべりなタマトアの原型は、口をきかない首なし戦士だった。制作陣は首なし戦士の神話を読み、海底に住む収集家として考えていたが、別の場面に用意していた巨大ガニと一体化させた。カニの姿で話すようになったことで、ジェマイン・クレメントの芝居と「シャイニー」(2016)が入る余地も生まれた。

制作秘話
信頼度

モアナとマウイが一緒に歌う「Warrior Face」(2016)は、二人が仲良くなるのが早すぎるため本編から外された。魔物を前にしたモアナへ、マウイが勇ましい顔を教える歌だったという。完成版ではタマトアの「シャイニー」(2016)が入り、内面を信じる物語の中へ、外見こそすべてだと歌う相手が現れる。

制作秘話
信頼度

【ネタバレあり】初期の結末では、心を戻そうと海中へ潜ったモアナが閉じ込められ、マウイが島を持ち上げて救出する予定だった。ところが監督たちは、それではマウイの方が最後の英雄になってしまうと考えた。完成版の、海が開けた道をモアナ自身がテ・カーへ歩いていく展開は、その問題を解くため後から生まれた。派手な救出劇を変えたのは、モアナ自身に物語を決着させるためだった。

制作秘話
信頼度

本作の共同監督には、『ベイマックス』(2014)のドン・ホールとクリス・ウィリアムズも名を連ねる。物語の組み直しが必要な時期に、二人がストーリー構造を担当し、ロン・クレメンツとジョン・マスカーは全体の演出とアニメーターの芝居確認を進めた。四人の名前は、同じ仕事を四分割した結果ではない。

制作秘話
信頼度

「われらは海へ」(2016)は、当初映画の冒頭を飾る歌だった。祖先が海を渡る歴史を先に見せる予定だったが、ジョン・ラセターは、その発見をモアナ自身の目で体験させようと提案した。歌は洞窟で船を見つける場面へ移り、観客もモアナと一緒に、島の人々が忘れていた航海者の過去を知る形になった。

制作秘話
信頼度

初期のモアナには、海へ出た父を救いに行くという旅の目的があった。ジョン・マスカーによれば、この救出任務は改稿で消えた一方、父がなぜ娘の出航へ強く反対するのかという理由は欠かせなかった。完成版では父自身の過去の航海と喪失が語られ、救うべき相手ではなく、海を恐れる家族としてモアナの前に立つ。

制作秘話
信頼度

リン=マニュエル・ミランダは「どこまでも ~How Far I’ll Go~」(2016)を書くため、実家の自分の寝室へこもった。16歳で夢を遠くに感じていた感覚へ戻るためだったという。先に書いた「More」(2016)は、島の外をもっと見たいという歌。そこから、家族も故郷も愛しているのに、それでも海へ呼ばれるという葛藤へ書き直し、完成版の主題歌になった。

制作秘話
信頼度

リン=マニュエル・ミランダは『ハミルトン』(2015)に出演しながら、本作の曲を書いていた。火曜と木曜は作曲のため予定を空け、17時は会議、19時は舞台という日程でバーバンクの制作陣と相談した。楽屋でタマトアを歌ったデモまで、豪華版サウンドトラックに収められている。大舞台の出番を待つ部屋が、南太平洋の曲を試す録音室にもなった。

制作秘話
信頼度

幼いモアナが海と出会うときの「An Innocent Warrior」(2016)は、既存の追悼曲から生まれた。オペタイア・フォアイがツバルへ書いた「Loimata e Maligi」(2002)の旋律を使い、映画の幼いモアナに合う歌詞へ改めたものだ。歌うヴァイ・マヒナは、元の曲が2000年のツバルの火災犠牲者を悼む歌だったと説明し、その記憶を抱えて歌っていると語った。

制作秘話
信頼度

「われらは海へ」(2016)で先祖の船の上から歌い出す航海者には、歌っている作曲者の姿も入っている。オペタイア・フォアイは、自分が歌う最初の節のキャラクターは自分を表したものだと明かした。歌声だけでなく、航海者の一人としても映画の中へ乗り込んでいたというわけだ。

制作秘話
信頼度

怪物の国ラロタイは、名前にも「海の下」という場所の説明が入っている。制作側の解説では、祖ポリネシア語の「lalo」が下、「tai」が海を意味する。モアナたちが深い穴へ飛び込んで向かう世界を、その呼び名からも示した。現実の一つの島の国名を、そのまま魔界へ使ったわけではない。

制作秘話
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エンドクレジット後、助けを求めるタマトアが『リトル・マーメイド』(1989)のセバスチャンを持ち出す冗談は、脚本にあったアイデアだ。脚本家ジャレド・ブッシュが基本を用意し、ジェマイン・クレメントが一部を即興で膨らませた。両作を監督したロン・クレメンツとジョン・マスカーが、自分たちの別のカニへ返した挨拶でもある。

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最初の脚本を手がけたタイカ・ワイティティは、マオリ語版の制作にも参加した。トゥイーディー・ワイティティらのマテワ・メディアとディズニーが協働し、英語で話す映画をマオリ語で話し、歌う版へ作り直した。2017年9月のマオリ語週間に合わせて披露され、ニュージーランド政府も、日常の娯楽を通じて言葉を受け継ぐ取り組みとして紹介した。

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ハワイ語版では、英語版のアウリイ・クラヴァーリョがモアナを別の言語でも再演した。ハワイ大学の五つのプログラムが協働し、約1万語を訳し、学生の録音スタッフは4,000の音声ファイルを収録した。2018年に完成したDVDは、州内のすべての認可校へ無料で届ける計画として発表された。映画の声を学校の言葉の教材へつなぐ、大学ぐるみの吹替である。

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モトゥヌイの島の一場面は、映画公開後にCG研究用データとして公開された。ディズニーは、研究用の小さな模型では分からない、実際の映画並みに複雑な光や植物の処理を試してもらおうとした。基本データだけでダウンロード45GB、展開後は93GB。映画の全素材ではないが、画面の一角を自分の計算方法で描き直せる規模の提供だ。

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2016年公開の本作は、2024年にも米国の年間配信映画1位になった。テレビでの視聴を調べた集計で、合計は130億3,000万分、映画部門の年間首位は2年連続。続編『モアナと伝説の海2』(2024)が劇場へ出た年の終盤には、第一作の視聴時間も増えていた。新作へ入れ替わるばかりではない、長く見られる映画の記録である。

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ドウェイン・ジョンソンは、マウイを作る着想の一つに祖父ピーター・メイビアがいたと明かしている。サモアにルーツを持つレスラーだった祖父のマナ、つまり存在から伝わる力や精神を、半神の存在感へ重ねたという話だ。神話のマウイそのものを祖父から創作したのではなく、映画で形にする際の個人的なつながりである。

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ヘイヘイ役のアラン・テュディックを起用したくて、制作側は言葉を話さない鶏の役を提案した。本作では太平洋の文化とつながる俳優を中心に据える一方、以前からディズニー作品へ出ていたテュディックの喜劇的な声も使いたかったという。プロデューサーのオスナット・シューラーは、ジュリアードで学んで鶏になる、という本人を交えた冗談まで振り返っている。

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モアナとマウイの掛け合いは、二人が同じ録音室にいないまま作られた。アウリイ・クラヴァーリョは、ジョンソンとは別録りで、ある台詞を40回試すこともあったと話す。監督たちは先に録った相手の声と場面を覚え、どの言い方なら会話としてつながるかを選んだ。本人同士が顔を合わせたのは、マイアミでの撮影のときだったという。

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タマトアの背中に積まれた宝には、『アラジン』(1992)のランプが紛れている。モトゥヌイの村にも、同作の魔法の絨毯を思わせるタパ布が登場する。アウリイ・クラヴァーリョが案内する映像特典で紹介された組み合わせで、二作を同じ監督コンビが作ったことにつながる小ネタだ。もちろん、本作の布が空を飛ぶわけではない。

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ロン・クレメンツとジョン・マスカーは、演出する側にいるだけでなく、自分たちの姿を背景へ忍ばせた。本作の映像特典を紹介した記事でも、二人の似顔絵が風景の中へ隠されていると案内されている。声で重要人物を演じるカメオではなく、画面のどこにいるかを探す参加だった。

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何にでも変身できるマウイも、制作では変身先ごとのCGモデルが必要だった。形を描き変える手描きと違い、CGでは動物の体を作り、動かすための骨組みも仕込まなければならない。監督たちは、変身の種類を無制限には増やせず、変身中の動きにも制約があると学んだという。自由自在に見せる半神の力を、使える姿と芝居の組み合わせで設計した。

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【ネタバレあり】終盤でテ・フィティが島へ戻る最後のショットには、描いた絵を立体へ投影する方法も使われた。ジョン・マスカーは、三次元の面に画像を映し込み、ほかのショットとは違う方法で仕上げたと説明している。全編を同じ作り方で押し通すのではなく、最後の見せ場にも、絵とCGを組み合わせる抜け道が用意されていた。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

配信で見る

モアナと伝説の海はどこで配信?

モアナと伝説の海を配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

P
Prime Video
購入・レンタルの場合あり
N
Netflix
U
U-NEXT
D
DMM TV
2026年7月13日時点で日本国内配信を確認
D
Disney+
2026年7月13日時点で日本国内配信を確認
T
TSUTAYA DISCAS
2026年7月13日時点でDVD・Blu-rayの宅配レンタルを確認
📀
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