ブルース・ウィリスとデミ・ムーアが出会ったのは、『張り込み』の試写だった
『張り込み』は、リチャード・ドレイファスとエミリオ・エステベスが刑事コンビを演じた映画です。
ところが、この映画の試写にはもう一組、後に大きな注目を集める二人がいました。
なんと!ブルース・ウィリスとデミ・ムーアです。
ウィリス本人が1996年のインタビューで、二人とも『張り込み』の試写に来ていたと証言しています。[1]
この二人は当然まだ結婚はしておらず、ましてや本作の撮影現場で共演したわけではありません。ただただ、この映画の試写を見に来たところで、顔を合わせたのです。
結婚から半年ほど後の1988年5月、『Vanity Fair』は二人を夫婦として取材し、正式に、出会いが前年の『張り込み』試写だったこと、その晩にレストランとコメディークラブへ移ったことをすでに伝えていました。[3]
・試写での挨拶から、食事とコメディークラブへ
1991年の『Vanity Fair』は、試写では挨拶を交わし、その後みんなが同じレストランへ集まったと伝えています。そこでウィリスがムーアを、ハリウッドのコメディークラブ「インプロヴィゼーション」へ誘ったそうです。[2]
・一目惚れだった? 本人の答えにも違いがある
同じ『Vanity Fair』の記事は、その場で恋の火花が散ったわけではなく、誘いのあとに関係が進んだと書いています。一方、ウィリスは同記事で、「話す前から恋に落ちていた」とも話しています。(日本語訳:映画探偵)[2]
1996年の取材で「すぐに惹かれたのか」と聞かれると、今度は約4か月後に結婚したのだから瞬時とは呼ばないが、急速ではあった、と答えています。[1] 一目惚れだったかどうかは、こうした本人の言葉も残しておきたいところです。
実際、二人が結婚したのは出会いから約4か月後でした。[1][2]
式はラスベガスのホテルの部屋で行われ、牧師と双方の友人1人ずつが立ち会いました。その後、ハリウッドの撮影スタジオでも大きなお祝いの会を開いたとウィリスは振り返っています。[1]
つまり、「ブルース・ウィリスとデミ・ムーアは『張り込み』で出会った」という話は本当なようです。
映画の中では、張り込み中の刑事が思いがけない恋へ踏み込みます。映画の外でも同じ作品をきっかけに、別の二人の関係が始まっていたのです。ちょっとした豆知識でした。
・脚注
- abcdデヴィッド・シェフによるブルース・ウィリス本人への1996年インタビュー。ウィリスが『張り込み』の試写でムーアと出会い、約4か月後に結婚したと説明している。(リンク)
- abc『Vanity Fair』「Demi’s Big Moment」。1991年8月号の記事を再掲載。試写での挨拶、その後のレストラン、コメディークラブへの誘い、約4か月後の結婚を記している。(リンク)
- 『Vanity Fair』「Cooling Out with Bruce and Demi」(1988年5月号)。結婚後間もない二人への取材で、『張り込み』試写での出会いと、その晩のレストラン、インプロヴィゼーションへの移動を伝えている。掲載写真はAnnie Leibovitz撮影。(リンク)