ケーブル式カメラの代わりに、ラジコンヘリを飛ばした
『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い』の狙撃場面は、監督が最初に希望した機材で撮れたわけではありません。デヴィッド・バレット監督はケーブル式のカメラを使いたかったのですが、予算がないと断られました。そこで代わりになったのが、ラジコンヘリコプターでした。[1]
監督によれば、元の脚本では主人公が車から出て狙撃される、という簡潔な場面です。バレットは、そこに映像の動きと驚きを加えようと考えました。しかし、製作側には狙いが十分伝わらず、必要な機材への賛同も得られなかったといいます。[1]
そんな中、共同製作者の一人がこのショットに賛同し、ラジコンヘリを用意してくれました。監督、撮影監督、製作者、カメラマンは、ほかのスタッフより3時間早く現場へ入り、ヘリを野外で飛ばして撮影。その映像を、カメラの揺れを抑えるステディカムで撮った映像とつないだそうです。[1]
・脚注
- abcFemale First「David Barrett Exclusive Interview」(Helen Earnshaw、2013年9月17日)。狙撃場面について、監督本人が脚本、ケーブルカメラの断念、ラジコンヘリとステディカム、3時間の先入りを説明。