『アイス・ロード』運転するニーソンの下に、もう一人の運転手がいた
『アイス・ロード』の車内場面には、少し変わった撮影用の車両が使われました。大型トラックの運転席を別のトラックに載せ、上では俳優が演じ、下では別の運転手が走らせる仕組みです。リーアム・ニーソンは、画面では自分が運転しているように見えても、この方法の撮影では実際の運転を担当していないと説明しています。[1]
・ケンワースの運転席を、フォードに載せる
ジョナサン・ヘンズリー監督によると、ケンワースから提供された運転席部分を、フォードF-550に取り付けました。俳優は上の運転席に座り、下のF-550をスタント運転手が操ります。ニーソンも、周囲にはトラックの内装がそろっているものの、車内撮影用の外殻のようなものだったと振り返っています。[1][2]
・俳優の後ろから、本物の車窓を撮る
カメラが入るのは、俳優の後ろです。監督と撮影監督のトム・スターンは、運転席後方の寝台スペースから、俳優の顔越しに側面の窓やフロントガラスの外を撮りました。[2]
この車両は実際に走っているので、窓の向こうには氷と雪が流れます。ニーソンがハンドルを操る演技と、本物の景色が動く車窓を、同じ撮影で収められるわけです。[1][2]
・脚注
- abcNetflix公式:Liam Neeson Reveals the Action Secrets of His New Thriller ‘The Ice Road’(Netflix Staff、2021年6月16日)。ニーソンへのQ&A。
- abcBelow the Line/M&E:Director Series: Jonathan Hensleigh on Creating The Ice Road’s Jaw-Dropping Action Scenes(Edward Douglas、2021年6月23日)。ヘンズリーへの取材。