🔍 ポップコーン探偵
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ジョン・ウィック:パラベラムの映画トリビア用メインビジュアル 画像は生成イメージです
BS12 土曜洋画劇場
次回放送 10月17日(土) 19:00〜

ジョン・ウィック:パラベラム

John Wick: Chapter 3 - Parabellum / 2019
IMDb ⭐ 7.4131分Thunder Road Pictures / Summit Entertainment / 87Eleven2019年
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探偵アイコン 探偵による映画背景メモ

2019年公開、シリーズ第3作である。チャド・スタエルスキ監督は格闘と銃撃だけでなく犬と馬までアクションに組み込み、ソフィア役のハル・ベリーも、画面の外の調教師に任せきりにせず自ら犬へ指示できるよう訓練した。画面では2匹の犬を、主役犬と代役犬を合わせた5匹で演じ分け、馬が敵を蹴る場面は馬とスタント担当者を別々に撮って合成し、迫力と安全を両立させた。撮影監督ダン・ローストセンはニューヨークを夜と雨で際立たせる一方、短い日の出の時間に撮影を左右されるホテルの屋上場面は、照明で朝を再現できるスタジオへ移した。製作費は約7,500万ドル、世界興収は約3億3,000万ドルに達した。殺し屋の世界が広がるほど、裏方の仕事も犬のご機嫌から日の出の管理まで広がるのである。

― ポップコーン探偵
この映画の トリビア!!!
49件
動物撮影
信頼度

『ジョン・ウィック3』ソフィアの犬は2匹。でも、演じたのは5頭でした

『ジョン・ウィック:パラベラム』でソフィアと一緒に戦う犬は2匹ですが、撮影に参加したのは5頭のベルジアン・マリノアでした。人間の俳優とスタントの代役のように、犬たちも役割を分けていたのです。[1]

・主な演技は2頭、アクションは3頭

犬の担当者アンドリュー・シンプソンは、まず見た目に魅力があり、互いに少し違って見える2頭を選びました。主な演技を担ったのはサンタナとタイ。その外見に合うスタント担当として、サム7、ボイカ、イカールの3頭が加わります。[1]

選ぶ際には、人と進んで関わる性格か、ボールを追う遊びに興味を示すかも見ていました。[1]

・飼い主役も、指示を出せるようになる

5頭はロサンゼルスの倉庫で約5か月の訓練を受けました。簡単な走る・跳ぶ動きから始め、監督へ練習映像を送りながら、映画のアクションに組み込んでいきます。[1]

ソフィア役のハル・ベリーも、犬たちとの訓練に参加しました。長めのカットで戦いを見せるためには、ベリー自身が犬へ指示を出せることが重要でした。おやつを入れた訓練用のポーチを身につけ、担当者の動きをまねて練習しています。銃撃戦の中で犬が彼女に反応する場面には、飼い主と犬の関係を作る準備も入っていました。[1]

・脚注

  1. abcdeThe Ringer:Not Just Puppies: How ‘John Wick: Chapter 3—Parabellum’ Turned Animals Into Action Stars(Jake Kring-Schreifels、2019年5月21日。動物担当者アンドリュー・シンプソンらへの直接取材)。
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配役変更
信頼度

真田広之は当初、アキレスという殺し屋を演じる予定だったが、アキレス腱の負傷で参加できなくなった。監督チャド・スタエルスキはマーク・ダカスコスを起用し、真面目な師匠型の人物を、ジョンに憧れる少しおかしなゼロへ作り替えた。

即興
信頼度

ゼロがジョンの隣のソファに座り、脚に手を触れる仕草は、マーク・ダカスコスが現場で加えた即興だった。キアヌ・リーブスが笑ったこともあり、スタエルスキ監督はこの動きを残した。殺し合う相手への憧れが、身体の距離にも表れる場面になった。

アクション設計
信頼度

マーク・ダカスコスは、ゼロの戦い方を、ジョンをつかまず素早く打撃を加える形に組み立てた。投げや組み技を使うジョンと、接近しては離れるゼロを対比させたのである。同じ接近戦でも、二人の動きの仕組みは異なる。

アクション設計
信頼度

ナイフが一発で相手に刺さらない展開は、キアヌ・リーブスの練習中の失敗がきっかけになった。スタエルスキ監督は、命中するまで投げ続ける滑稽さを戦闘に取り入れた。これは完成映像で偶然起きた失敗をそのまま使った、という意味ではない。

美術・視覚効果
信頼度

ガラスの部屋で戦う構想は『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)の段階にあったが、当時は予算上の理由で実現しなかった。スタエルスキ監督は本作で実現する際、透明な壁の向こうに敵を隠せるよう、ガラスの反射や屈折を研究した。

脚本・編集
信頼度

【ネタバレあり】スタエルスキ監督によれば、本作の結末は最初に考えていた形のままではうまく機能せず、作り直された。ただし監督のこの説明だけでは、変更前に誰が死ぬはずだったのか、どの撮影素材が削られたのかまでは特定できない。

関連作品
信頼度

ジョンが大量の銃を求める台詞は、『マトリックス』(1999)へのオマージュである。脚本にはもともと銃を求める内容があり、スタエルスキ監督が同作の公開20周年に合わせ、キアヌ・リーブスにあの言い回しを提案した。

動物撮影
信頼度

撮影用の犬と強く結び付く必要があったのは、飼い主ソフィアを演じるハル・ベリーだった。その関係を妨げないよう、キアヌ・リーブスは犬との親密な交流を控えた。共演者として犬をかわいがることより、犬が誰の指示に集中するかを優先したのである。

動物撮影
信頼度

モロッコで犬のアクションを撮る際は、周辺の猫に犬が気を取られないよう、猫をイワシで誘い、一時的な囲いに移した。撮影後には猫を戻したという。撮影隊は犬だけでなく、その場所で暮らす動物にも対応する必要があった。

動物撮影
信頼度

馬の蹴りと俳優は別々に撮影。馬の蹴りと人間の演技は別々に撮影し、後で組み合わせた。キアヌ・リーブスが馬に手を触れる動きも、実際の蹴りを出す合図ではなかった。

動物撮影
信頼度

ジョンが馬に乗って戦う撮影には、黒い服で見えにくくした別の騎手が乗り、馬の動きを制御する方法も使われた。引きずられる人物を撮る場面では、演者が地面に触れないようにした。完成映像の危険さと、現場で実際に行った動きは同じではない。

動物撮影
信頼度

犬の襲撃場面では、演者の防護服に緑色のフォーム製標的を取り付け、犬が決めた場所へ向かうようにした。犬が撮影場所にいる間は銃を発砲させなかった。銃撃戦と犬の攻撃が同時に見える映像も、安全対策を分けて組み立てている。

スタント
信頼度

ハル・ベリーの代役を使った危険な動き。代役ヘイディ・マネーメーカーは、顔を傷つける危険がある机の下への滑り込みや、犬が背中を使って跳ぶ場面など、危険度の高い動きを担当したと説明している。

脚本
信頼度

犬を使った戦闘は、初期案ではジョン自身のために考えられていた。スタエルスキ監督は、最終的にソフィアの犬へ変更した。娘とのつながりを犬に託すソフィアと、亡き妻とのつながりを犬に感じるジョンを、物語の上でも重ねるためだった。

キャスティング
信頼度

図書館の書架の間でジョンを襲うアーネストには、NBA選手ボバン・マリヤノヴィッチが起用された。スタエルスキ監督が狭い空間に極端な身長差を持ち込みたいと考え、バスケットボール好きの製作者ベイジル・イヴァニクが推薦したのである。体格に合う代役を用意できず、ボバン自身が訓練を受けて戦闘を演じた。

スタント
信頼度

バイク上の戦闘は、撮影までに4度のリハーサルを経た。練習場所で想定した幅と、本番の橋で使える幅が違い、並び方や移動を考え直す必要が生じたためである。動きを覚えるだけでなく、実際の場所に合わせる作業も繰り返された。

関連作品
信頼度

バイクで走りながら刃物で戦う場面は、韓国映画『悪女/AKUJO』(2017)のバイク戦を参照している。視覚効果担当者の説明でも、同作が出発点にあったことが確認できる。本作ではその発想を、橋の空間とジョンの追跡戦に合わせて作り直した。

視覚効果
信頼度

橋を走るスタントライダーの撮影と、緑の背景の前に置いたバイク上での俳優の演技を組み合わせ、追跡戦が作られた。顔の置き換えや、現実の橋をより長く見せる加工も加えられた。疾走する全景と、刃を交える接写は、同じ方法で撮られたわけではない。

視覚効果
信頼度

ジョンが車に当たり、駐車車両へ跳ね飛ばされる場面の一部では、人間も車もコンピューターで作られている。Method Studiosは、その特定のショットを実写に見えるよう仕上げた。キアヌ・リーブスが本当に車に跳ねられた、という意味ではない。

視覚効果
信頼度

【ネタバレあり】ジョンが屋上から落下する終盤では、実際の路地を立体計測し、二つの場所を合体させたデジタルの空間を用意した。人物の落下も実演だけではなく、デジタルの身体を組み合わせて作られた。現実の一つの路地で、全行程を落下した映像ではない。

視覚効果
信頼度

アンティークの通路でガラスを割る撮影では、仕掛けが予定どおり働かず、一つの展示ケースしか割れないテイクもあった。視覚効果班は、足りない破砕をデジタルで補った。実物のガラスを使う方針と、完成映像でCGを使わないことは同義ではない。

視覚効果
信頼度

アンティークの通路の戦闘では、CGのガラスを「すでに割れた」「まだ割れていない」「今割れる」に分け、赤・青・緑で管理した。カットが変わっても破壊の順序がつながるようにするためである。画面では透明に見える物体ほど、制作中は区別する工夫が必要だった。

撮影
信頼度

撮影監督ダン・ローストセンのチームは、レンズ後部にナイロン製の釣り糸を使い、光が画面に伸びるにじみ方を調整した。Master Anamorphicレンズそのものの性質に加え、簡単な素材で光の見え方を作り込んだのである。

撮影
信頼度

グランド・セントラル駅では、現地の照明を大きく変えず、追加の青い光で画面を整えた。撮影監督ダン・ローストセンのチームは、Astera AX1の灯具を使って色を補った。実在の駅を使いながら、本作の夜景に合う照明を作ったのである。

美術・撮影
信頼度

【ネタバレあり】終盤の屋上には、ゴールド・コーストのスタジオに再現セットを建てた。夜明けに見える光を撮影側で制御するためである。実際の日の出を待ち、限られた時間だけで俳優の演技とアクションを撮ったわけではない。

関連作品
信頼度

本作の色と光には、『雨に唄えば』(1952)や『ウエスト・サイド物語』(1961)が参照されている。撮影監督ダン・ローストセンらは、歌と踊りの映画にある鮮やかな照明を、殺し屋たちの夜の世界へ取り込んだ。暗い場面を単に暗く撮る方針ではなかった。

音響
信頼度

骨やあごが砕けるような音には、グラニー・スミスという品種のリンゴを使った素材が含まれる。音響班は、硬い果物をつぶす音を人間の身体に重ね、映像に痛みの感触を加えた。画面で聞こえる音を、画面の物体そのものから録ったわけではない。

音響・関連作品
信頼度

ジョンがリボルバーを使う場面では、『続・夕陽のガンマン』(1966)の響きが参照された。音響担当マーク・ストッキンジャーは、峡谷に反響するような銃声を意識した。武器の形だけでなく、発砲音も西部劇の記憶に結び付けたのである。

音響・編集
信頼度

ナイフが飛び交う戦闘では、音楽を入れず、物音と動きのリズムで緊張を作った。編集担当エヴァン・シフが組んだ動きに、音響班が刃物やガラスの音を重ねた。戦闘の拍子を支えるのは、必ずしも劇伴音楽ではない。

音響
信頼度

バイク戦のために、音響班はバトンウィローのサーキットで6台のバイクを録音した。小型マイクと持ち運べる録音機を使い、エンジンや走行の素材を集めた。撮影時の音をそのまま流したのではなく、追跡戦に合う音を別に作ったのである。

台詞
信頼度

【ネタバレあり】キアヌ・リーブスが口にするインドネシア語の「sampai jumpa」は、「また会おう」に当たる言葉である。キアヌとスタエルスキ監督がヤヤン・ルヒアンに表現を尋ね、場面へ加えた。インドネシアの共演者との会話が、ジョンの台詞に取り込まれたのである。

武器・アクション
信頼度

ヤヤン・ルヒアンは、本作で使う武器として、インドネシアに関係の深い湾曲した刃のカランビットを提案した。格闘家の起用は、単に戦闘を演じてもらうだけではない。出演者の武術と武器の知識が、戦いの具体的な形にも反映された。

脚本
信頼度

【ネタバレあり】ヤヤン・ルヒアンによれば、ヤヤンとセセプ・アリフ・ラーマンが演じる二人は、初めの案ではジョンに殺される予定だった。撮影中に生き残る形へ変更され、別れのやり取りが必要になったという。

人物・演出
信頼度

【ネタバレあり】ジョンが失う指は、結婚指輪をはめる薬指として選ばれた。キアヌ・リーブスは、亡き妻とのつながりを身につけていた場所を失うことに、ジョンが人間性から離れる意味を重ねている。指の欠損を、単なる傷ではなく、人物の内面に結び付けたのである。

企画・演出
信頼度

スーツを着た男が砂漠を歩くという光景は、キアヌ・リーブスの発想から生まれた。スタエルスキ監督は、その姿を本作の砂漠の場面に取り込んだ。服装と場所の組合せが先にあり、そこからジョンの旅の具体的な映像が形になったのである。

衣装・人物
信頼度

裁定人の首に見える「Einfühlung」のタトゥーは、エイジア・ケイト・ディロン本人のものだ。制作側がその見え方を気に入り、役の姿にも残した。映画のためだけに作った秘密組織の記号ではなく、俳優自身の身体にあった文字である。

人物・演技
信頼度

裁定人という人物の発想にはキアヌ・リーブスが関わり、エイジア・ケイト・ディロンとスタエルスキ監督が役を具体化した。ディロンは、大声や怒りより、落ち着いた態度で相手を威圧する方向を選んだ。権力を示すために暴れる必要がない人物なのである。

衣装
信頼度

衣装担当ルカ・モスカは、アクションと損傷の段階に合わせ、ジョンのスーツを多数用意した。動きやすくするための伸縮する布も、外から目立たないように組み込んだ。ずっと同じ姿に見えても、撮影では動作と傷のつながりを支える別の衣装が使われている。

衣装
信頼度

ソフィアの衣装には黒と金が使われた。ルカ・モスカは、戦闘用のジャケットやパンツにも金色の要素を取り入れ、犬の色とつながる姿を作った。犬と共に動く人物であることは、アクションだけでなく衣装の色でも表されている。

衣装
信頼度

裁定人の衣装には、ヴィンテージのティエリー・ミュグレーのジャケットが使われた。緑の格子柄の上着と、ジョッパーズ型のパンツを合わせ、厳格で整った姿を作った。派手な戦闘服とは違う服装で、人物の権威を示す設計である。

衣装
信頼度

アンジェリカ・ヒューストン演じるディレクターの赤いショールは、衣装担当ルカ・モスカが週末に自分で縫って仕上げたものだった。ディレクターの強い存在感を支える装いに、衣装担当本人の手作業が使われている。

舞踊
信頼度

舞台で踊るバレリーナを演じたのは、ニューヨーク・シティ・バレエのユニティ・フェランである。振付を担当したのは同団のタイラー・ペックだった。映像に出るダンサーと、動きの構成を作ったダンサーを区別すると、この場面の制作体制が分かる。

興行
信頼度

本作の北米公開初週末の興行収入は5,681万8,067ドルと集計されている。製作費は7,500万ドル、世界興行収入は3億2,668万5,379ドルと報告されている。ただし、劇場で売れたチケットの総額が、そのまま製作会社の利益になるわけではない。

企画・ロケ
信頼度

スタエルスキ監督は、本作の脚本を書く前にニューヨークを歩き、使えそうな場所を探した。図書館や馬小屋も、その探索で見つけた場所だった。先に決まった脚本に背景を当てはめるだけでなく、場所を見て、そこでどんな戦いができるかを考えたのである。

情報不足・要確認
信頼度

本作の撮影中にハル・ベリーが肋骨3本を折った、という話がある。ベリー自身は、骨折は訓練中に起き、骨折と分かるまで5週間働いたと説明している。けがの話そのものを否定するのではなく、「撮影中」という時期を区別する必要がある。

情報不足・要確認
信頼度

ソフィア役の候補として、ジェニファー・ビールス、エヴァ・ロンゴリア、サルマ・ハエック、ペネロペ・クルス、マリオン・コティヤール、ユマ・サーマン、マリサ・トメイの名が挙げられることがある。ただし、7人が実際に候補だったと示す関係者の証言は確認されていない。オファーを断った7人、とはいえない。

情報不足・要確認
信頼度

本作が公開から1週間で7,500万ドルの製作費を回収した、という説明がある。しかし興行収入は映画館で売れたチケットの総額であり、製作会社の受取額ではない。興行収入が製作費を超えたことだけでは、宣伝費などを含む投資回収や黒字化の時期は決められない。

情報不足・要確認
信頼度

犬に股間を狙わせるため、演者に魚醤とピーナツバターを塗った、という話がある。ただし、この混合物を使ったことは確認されていない。スタント担当者が説明しているのは、犬用の引っ張る玩具や標的、股間を守る金属製の防護具である。食品の説と、確認できる撮影方法は分けて考える必要がある。

裏取り強め
有力ソースあり
未確認・噂寄り
情報不足・要確認

主な参考資料

配信で見る

ジョン・ウィック:パラベラムはどこで配信?

ジョン・ウィック:パラベラムを配信で見られるサービスを、確認できた範囲で掲載しています。未確認のサービスは公式サイトで探せます。

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